汚部屋なのにゴキブリがいない理由
大抵のゴミ屋敷・汚部屋には多くのゴキブリがおります。
この業務を行っていると、当たり前のことなので、慣れてしまっていることに対して何も思っていませんでしたが、
稀に、汚部屋なのにゴキブリが一切いない、死骸さえ無いというところがあります。
なんで、汚部屋なのにゴキブリがいないのか、このページではその理由について説明します。
結論!汚部屋・ゴミ屋敷でゴキブリが出ない理由
答えはたまたま、その部屋にゴキブリが侵入してきていなかっただけです。
その部屋に特殊なもの、寄せ付けない侵入してもすぐに死ぬなどの何かがあるわけではありません。
単純に、そう至極単純にゴキブリが侵入してないだけで、何かのきっかけで、ゴキブリが浸入したら、今まで出ていなかったその部屋でもあっという間にゴキブリが繁殖します。
どうしてゴキブリが汚部屋なのにゴキブリが浸入して来なかったのか
これについては、ゴキブリについて勝手なイメージが先行していて原因を曖昧にしてしまいがちですが、
ゴキブリは汚い家や部屋だとわかって、そこに侵入しているというわけではありません。
侵入した先が、ちゃんと掃除されていて物が少ない部屋であれば、すぐに見つかって駆除されてしまい、侵入した先が、汚くて物が多いところなのであれば、侵入されても気づかれにくく、水や餌がキッチンなどの水回りでなくても至る所にあるため、繁殖する可能性が高いというだけなのです。
汚部屋なのに、ゴキブリがいない可能性があるケース
初めに誤解の内容にお伝えしますが、どんな条件であれ、寄せ付けない住み着けないなどのゴミ屋敷・汚部屋はありません。ただし、いない汚部屋もありますので、その可能性が高いケースを幾つかご紹介します。
①高層階の汚部屋
ゴキブリは下水道から上がってきて、建物に侵入してくるので、高層階であればあるほど、ゴキブリが浸入してくる頻度が減るため、高層階であれば汚部屋でもゴキブリがいないケースがあります。
②鉄筋コンクリートの汚部屋
ゴキブリは下水道から上がってくるだけではなく、お隣の部屋や上の階や下の階から移動してくる場合も多くあります。鉄筋コンクリートの建物だと、ゴキブリと言えど隣の部屋に移動する隙間もほとんどないため、侵入頻度がガクッと減ります。
③食べ残しなどがない汚部屋
汚部屋にもたまに、コンビニ弁当などの食べ残しが一切無いところもあります。そういった場合、ゴキブリも水分も取れないし、餌も無いため餓死して繁殖できない可能性が高くなります。
まず100%ゴキブリがいる汚部屋・ゴミ屋敷のケース
反対に、この条件だとまずゴキブリがいるといったケースも紹介します。
①戸建てのゴミ屋敷
戸建てのゴミ屋敷はまず、ゴキブリがわんさかおります。戸建のなので、高層階のマンションの部屋に比べて圧倒的にゴキブリが浸入しようとしてくる確率が高いためかと思います。
②木造のアパート
木造のアパートですと、当然低層階であるため、各部屋にゴキブリが浸入していくる頻度が高く、隣の部屋や上の階、下の階に壁の内側や天井裏や床下で繋がっている可能性があるため、侵入してくる頻度がさらに高まり、杢尾造アパートの汚部屋はゴキブリもほぼ間違いなく繁殖しております。
まとめ
汚部屋・ゴミ屋敷なのに、ゴキブリがいないのは、単純にその部屋の作りや階層などにより、ゴキブリの侵入頻度が低いため、まだゴキブリが浸入してきていないというだけですので、何かゴキブリを寄せ付けない繁殖させない画期的な方法があるのではとお考えの人には残念な回答かもしれません。
鉄筋コンクリートの高層階で食べ残しの無い汚部屋なら、ゴキブリがいない可能性がぐっと上がりますのが、最近では高層階でもゴキブリの侵入があるようなので、見つけたらすぐに駆除できるようなお部屋にしておくのが一番かと思います。